岡山、女子走り幅制す 陸上GP川崎
陸上のセイコー・ゴールデングランプリ川崎は8日、川崎市等々力陸上競技場で行われた。
女子走り幅跳びは岡山沙英子(山口TFC、広島・沼田高出)が制した。
男子400メートル障害の為末大(a―meme、広島・皆実高出)は50秒44で5位にとどまった。同100メートルは山
縣亮太(慶大、広島・修道高出)が日本人トップで3位に入った。
大会は昨年までの国際グランプリ大阪大会とスーパー大会を統合した。
▽両脚けが回復、自己記録更新 29歳岡山
29歳の優勝コメントには照れくささが交じっていた。「私、大器晩成型ですね。自分でもびっくり」。女子走り幅跳びは、岡
山が追い風参考ながら6メートル61の好記録で制した。
4月、6メートル51の自己新を出したばかり。この日も3度目のジャンプで6メートル56と、またも自己ベストを塗り替え
た。ほかの試技は、多くが追い風参考記録となったが、すべて6メートル50前後と安定。ベテランの年齢となって、記録は伸び
ている。
広島・沼田高時代に国体を制し、将来を期待された。大学に進んで両脚の疲労骨折などがあり、伸び悩んだ。2008年に米国
に拠点を移し、けがの回復とともに光が見えた。「助走の速度を上げる練習をしてきたから」と飛躍した理由を分析する。
世界選手権の標準記録Bは6メートル65。来年のロンドン五輪など大舞台への夢も広がる。「こうなった以上、狙わなきゃ」。
復活したジャンパーはさらに高い目標を自らに課した。(五反田康彦)
【写真説明】女子走り幅跳びで6メートル61をマーク、優勝した岡山(撮影・荒木肇)