我妻栄や川島武宜はマルクス主義者だったそうだが
そいつらが作った通説もマルクス経済学が基盤になっているそうじゃないか
マジなのか?
だから法学部では「経済原論」という名の講義でマルクス経済学を学ぶんだぞ
マル経とかいう新参者の異端宗教が民法学に影響できるわけないだろ
半分くらい土地所有権の法なんだぞ
我妻、川島ぐらいまではかなり影響があったみたいだね
我妻の『近代法における債権の優越的地位』なんかはマルクスとヒルファディングの理解がないと上っ面の理解になってしまう
同著に星野が付したあとがき見ると、我妻に対するマルクスの影響を認めつつ、マルクスへの嫌悪感を顕にしてて面白い
「我妻・川島のマルクス傾倒は良いけど他の学者のそれはクソ」みたいな訳分からん文章になっている
最近は研究者でも読む人がいないみたいだけど、一度読んでおくと見晴らしがよくなる部分があるのでいいと思うわ
特に「マルクス=労働価値説」で止まっちゃってる人なんかは是非
マルクスがあと。漠然とマルクスに合わせて民法を改変したって、法術や、律法が歪むかもしれないよ。