立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
原油相場の高騰が市場をかき回しています。ですが円安傾向が続いていることから相場は22000円近辺でもみ合う展開に。かなり底が堅い印象です。個別銘柄ではエネルギー関連株が買われている様子。
[東京 17日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比23円55銭安の2万1964円74銭となり、反落した。地政学リスクへの警戒感から反落スタートとなった後、外為市場でドル高/円安の流れとなったことが好感されて一時プラス転換した。一方、13日までに9連騰し、テクニカル面で過熱感が出ていたことも意識された。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える中、前引けにかけて手仕舞い売りも出て再びマイナス圏に沈んだ。
前日の米国株市場は主要3指数が下落。サウジアラビアにある国営石油会社サウジアラムコの石油施設が14日に攻撃を受けたことで、地政学リスクや世界経済の減速に対する懸念が広がった。3連休明けの東京市場も、その流れを引き継ぐ形で安く始まった。
外為市場では、リスク回避のドル買いが優勢となり、ドル/円は朝方の安値108円付近から一時108.37円まで上昇した。日経平均は連動する形で下げ幅を縮小、プラス転換すると、一時2万2041円08銭まで強含んだ。
ただ、その後は上値追いの機運も盛り上がらず、ドル/円も伸び悩む中で再びマイナス転換した。
サウジ政府が輸出向けの生産減少を在庫の放出で補う計画だと伝えられており、「サウジの石油生産が落ちて需給がタイトになるという危機感も強まるイメージはない。中東情勢で続報が無い限りは、FOMCや日銀決定会合に関心が移りそうだ」(外為アナリスト)との声が出ていた。
TOPIXは0.24%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1133億円だった。原油価格の急騰に伴ってエネルギー関連株が買われた。東証33業種のうち鉱業 が9.03%高、石油・石炭 が4.56%高となった。一方、燃料費が上昇するとの懸念から海運、空運などが売られた。
東証1部の騰落数は、値上がりが1204銘柄に対し、値下がりが815銘柄、変わらずが130銘柄だった。
2019年9月17日 / 12:04
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N2680UB?il=0