自分が勤務している会社で、あるいは、取引先などで「どうしてこの人は出世できたんだろう?」とか、「なんでこんなに使えない上司ばかりなんだろう?」と疑問を持ったことはありませんか。
実は、そうした無能な上司たちは決して珍しい存在ではなく、ある程度の規模の組織であれば、どこにでもいると言えるのです。
そのメカニズムは、「ピーターの法則」という理論によって説明することができます。
今回は、この「ピーターの法則」とは何か、そして、どうすれば人材の無能化を防ぐことができるのかをリサーチしました。
https://news.goo.ne.jp/article/10mtv/bizskills/10mtv-1424.html
●成果主義の欠陥を指摘した「ピーターの法則」
「ピーターの法則」は、南カルフォルニア大学教授の教育学者ローレンス・J・ピーターが1969年に提唱した社会学の法則です。
ピーターの法則は成果主義の欠陥を指摘した理論としてよく知られています。
「ビジネス+IT」(SBクリエイティブ)によると、ピーターの法則は、以下の3点に要約することができます。
(1)能力主義の階層社会では人は能力の限界まで出世し、有能なスタッフは無能な管理職になる
(2)時が経つにつれ無能な人はその地位に落ち着き、有能な人は無能な管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は無能な人で埋め尽くされる
(3)ゆえに組織の仕事は、出世余地のある無能レベルに達していない人によって遂行される
一言で言うと、たとえどんなに有能なビジネスパーソンでも限界まで出世すると無能になってしまうということです。
さらに言えば、多くの社員が限界まで昇進し、「昇進を控える人が少なくなればなるほど、組織の仕事の遂行能力は低下する」ことになります。ここに成果主義の欠陥があるのです。
●有能だった社員が出世後も有能とは限らない
「プレジデント オンライン」では、「ピーターの法則」について次のように説明しています。
「ピーターの法則」とは、「階層社会では、すべての人は昇進を重ねても職務遂行能力はともなわない」
「すべての人は、いずれはその人の『無能レベル』に到達し、やがてあらゆる地位は職責を果たせない無能な人間で占められる」というもの。
「たとえば、教師として生徒に教えるのが上手な先生が、管理職である教頭先生になっても、教頭先生として有能かどうかはわからないということだ」
ということで、会社に当てはめると、「有能だった社員が出世後も有能とは限らない」となります。
なんとなく、「ピーターの法則」の内容がつかめてきたのではないでしょうか。ここで問題になるのは、どうすれば「ピーターの法則」から逃れられるのかという点です。
●ランダムに昇進させたほうが組織は効率化する
「プレジデント オンライン」において、東京大学大学院経済学研究科教授の高橋伸夫氏は「ピーターの法則」を打ち破る方法として、
「2000年のイグノーベル賞経営学賞を受賞した、イタリア・カターニア大学のチームが行ったシミュレーション」を紹介しています。
それは「成果主義より、社員をランダムに昇進させたほうが組織は効率化する」ということを証明したシミュレーションです。
繰り返しになりますが、成果主義に基づいて「一番成績のいい社員」を昇進させていくと「ピーターの法則」に陥って、社員は無能化していく可能性があります。
そこで、上のシミュレーションでは、あくでもコンピュータ上の実験結果ではありますが、「ランダムに昇進させる」という戦略を採用したところ、
「結論として、組織はランダム昇進を選択する=サイコロを振って出世を決めることが、効率化への近道となる」ことが分かりました。
この記事のまとめとして、高橋教授は、「優秀な営業マンが優秀な営業課長になるとは限らないし」
「選手としてイマイチ成績が振るわなくても、監督やコーチになって才能を発揮する人は大勢いる」として「適材適所」の大切さを指摘しています。
>>1
今回のコラムのタイトルは『なぜ「無能」な人が出世できるのか?』となっています。
「どうしてこの人は無能なのに、出世できたんだろう?」という疑問に応えるためにこのタイトルになっているわけですが、
ここまで読んだ方はご承知の通り、実際は、無能な人が出世しているわけではなく、
組織内では出世することによって有能な人が無能になるという、恐ろしいことが起こっていることが分かりました。
問題は成果主義にあるともいえますが、とはいえ、もちろん成果主義のすべてが間違っているわけではないでしょう。
高橋教授の指摘した「適材適所」と成果主義を結びつける方法もあるかもしれません。
もちろん、出世しても有能な人はいるわけですが、いずれにしても組織づくり、働き方を考えるうえで「ピーターの法則」は頭に入れておいてもいいでしょう。
<参考サイト>
・ビジネス+IT:「ハロー効果」と「ピーターの法則」で解説、出世した有能な人が無能になるメカニズム
https://www.sbbit.jp/article/cont1/32112
・プレジデント オンライン:出世は“仕事の成果と関係なく”決まる
http://president.jp/articles/-/20695 うちの課長もそうなんたが、プレイヤーとして仕事はバリバリできるから昇進していくが、マネージメントは下手なんだよな
>>6
そういうことやね
これカルト宗教にも言えそうやな サイバーエージェントは何度も上げ下げする人事制度みたいだな
あーサイバーエージェントの社内社長はいい方法かもなあ
まあ税金対策の様相もあるが
>>6
とはいえプレイヤーとして下手な奴が
マネジメントだけ上手いなんてことは有り得ないからな 無能を指示して使うのは結構面倒。
無能の出してくるものが間違ってることが多いと信頼できるの自分だけに思えてきて
仕事を振る気が起こらなくなる。というか指示ポジを離れたくなる。
>>13
あり得るだろサッカーなんてもろにそれじゃん これはわかる。
俺も昇進していくとだんだん満足していってやる気が出なくなる。むしろ給料低かった頃の方が仕事はやる気があった。
もう全力を出すことに疲れていく。
だんだんと趣味に全力を出していったり私生活を大切にするようになる。
あと、底辺に居ても本気出せない奴はやはり一生本気出せない。ずっと嘱託、準社員のまま終わる。
>>13
いやいや
ゲームというかシミュレーションで全体像見れると効率化得意なやついるじゃん 人を蹴落とす能力とコミュ力しかない馬鹿だろどうせ
仕事なんかできねーわ
メジャーリーグでも最近レーダー使ったフィールドの動きをデータ化したりて選手の向き不向きを判断して向いたプレイさせたら成績良くなったとかあるからな
客の動向より社内の人的リソースをコンピューターに判断させたほうがいいかもしれない
ランダム昇進かあ
成果主義の次がこれというのが不思議な感じ
その役職への適正じゃなくて功労人事とか派閥で選んでるからだろ
要は戸愚呂弟も人間界だと最強クラスだけど魔界だとゴミクズってこと?
日本の場合は違うだろ
失敗=悪だから失敗しない人間が出世する
失敗しない人間はチャレンジしない人間だし
チャレンジしない人間は無能な人間だからだ
>>13
なんのスポーツか忘れたけど、プレイすらしたことない人が優勝に導いたような >>15>>16>>19>>28
こっちは仕事の出世について話してるんだよ
スポーツの話なんてしてねえんだよゴミカス共が
スポーツは選手から監督になるのが出世か?ちげえだろボケが >>29
一緒だよ
仕事でも同じ
現場で成績よくてもマネジメントがうまいわけじゃないしなあ
ものづくりとかの世界がいい例 なるほど、無能になった時点でそれ以上動かなくなるからか。
そらそうだわ
あれやろ、高校大学社会人で活躍してプロに入ったけど鳴かず飛ばずみたいな話やんか
>>32
無能になったというか昇格したところの不適格者なんだから無能で当然だわな
専門外なんだし
昇格理由は別の職種の成果や組織への貢献度
新しいポジションの適正選んでない
無能で当たり前の話 出世と人事ポストが合ってないんだろ
はっきり言ってマネジメントなんて猿でもできるからな
>>30
課長レベルだったら現場のことを理解してないとマネジメントは無理だよ
役員レベルなら違うだろうけど >>34
その上のポストだと有能な可能性もあるしな でも一番多いのは偉くなって有能かどうか以前に下っ端で無能だから昇進できないパターンだな
>>38
日本の不幸は同じ組織の中で上を目指すのがなあ
ミスマッチを延々と続けて行くことになるし
ミスマッチの犠牲を下が補う羽目になるし
そりゃ不幸だわな >>39
下が就職した時無能が上司で開花してないだけもあるで
なにせ出世した無能が待ち構えてるんだし 古代中国の項羽と劉邦
エリートで有能だった項羽
ボンクラなおっさんの劉邦
有能だからあらゆる仕事を率先してやった項羽
無能だからあらゆる仕事を部下達に任せた劉邦
最終的に勝って天下取ったのは劉邦だった
マネジメントも現場も微妙だけど、部下が有能なのが多くて回ってる部があるな
お前らならゲームのキャラで考えるとわかりやすいよ
キャラのステータスが非表示で、行動の結果しか表示されないゲームがあるとする
あるキャラはパンチが強いのか、剣を振らせると強いのか、魔法が得意なのか、味方を指揮するスキル持ちか、戦わせてみないとわからない
ゲームの攻略なら誰でも正解はわかる
全員に同じ敵をパンチさせて、一番強いパンチを打てたやつがパンチ要員だ
同じように剣を振らせて剣を持たせるやつを決める
魔法も作戦指揮も、それが一番得意なやつを見極めてそいつに任せる
現実の成果主義では全く逆のことを行う
パンチ課で採用した連中に毎日パンチを打たせて四半期ごとにパンチ成績を出し
一番いいパンチを打てたやつをパンチの現場から外してパンチ課の指揮をとらせるんだ
剣士課でも魔法使い課でも一番強いやつをわざわざ現場から外すんだ
これで組織としての能力が伸びるわけがない
そりゃランダムな配置換えにすら負けるさ
考えうる最悪の配置換えをしてるんだから
マジレスすると管理能力を評価されてるから。
下っ端のうちは、実務=仕事だと思ってるけど、上に行くに従って、管理能力を問われることになっていくのな。
実務は部下にやらせて指揮管理するのが仕事なんだよ。
実務は出来るけど、人を扱えないヤツが上司になったら、最悪だぞ。
>>46
その理屈だと実務の出来ない人を管理ルートで教育しろ、となるけど
実務者から受けが悪いから罠がある 管理能力といっても管理も下に丸投げなのがジャップ
バイトが休むならシフトの穴を自分で埋めろと言う
与えられた仕事は頑張ればキッチリやれるけど
人に仕事を与えてキッチリ成果出させるのは難しい
>>48
それ言ってるのどうせバイト先の店長とかいう大した権限もない選手兼監督だろ
名ばかり管理職が実務の中心張らないと回らないようなブラック職場ならそうなるのもしょうがないわ 営業的立場での意見
部長以上に求められる能力
トップダウンで進められる上層人間関係の構築
課長級に求められる能力
非管理職が正規の手順で手詰まりになった場合に搦手含めて事態を解決、成功する能力
非管理職に求められる能力
正規の手順で与えられた責務を全うする能力
ジャップは課長級以上が非管理職みたいなことしかできない無能が多い
>一言で言うと、たとえどんなに有能なビジネスパーソンでも限界まで出世すると無能になってしまうということです。
有能であるはずの俺が無能なのは社会のせいであったか
>>48
>>50
新卒の何も分かってない奴にろくに引き継ぎもせずにいきなり店長させるから訳の分からんことになるんだよな
正社員だからいきなり管理側に回るのは仕方ないにしろちゃんと研修してくれ ジャップ企業の大多数は成果主義ですらないから関係ない
ケンモメンはお仕事したことないのか伸びないな
昼間だからか
限界を超えて出世しちゃったら無能化は避けれないよな
その下だから有能だっただけでさ
>>57
そもそも求められる能力が違うからな
社畜タイプはヒラから管理職に上がり易いけど
管理職でマネジメントという立場で考えると適正合ってない 有能なら昇進しても有能だからな
無能を有能だと勘違いして昇進させるから無能な上司が出来上がる
体育会系と意識高い系なんかは絶対に上司にしてはいけない
下手したら部下の成長や士気に悪影響が出る
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反面小心でもあり、行軍中も小休止の度に自分専用の防空壕を掘らせていた。
勿論、天寿を全(ry
中島正:現地で全軍特攻を唱え、目を合わせると特攻に行かされると噂される。私も後に続くと言って特攻を送り出したかと思えば、私は内地に戻って君たちの活躍を後世に残すと言って内地に帰り、戦後は特攻を自分に都合がいい美談に変えた著書を発表。天寿を全うする。
真鍋正人:特攻隊員の前で「俺は成績が良かったから早く参謀になれる。だからここでは死ねねえんだよなぁ」と言いながら特攻へ送り出していた。天寿を全うする。
永仮良行:現地で特攻隊員を殴りながら「そんなに命が惜しいか!命のいらない搭乗員は内地にいくらでもいるんだ!」と言って特攻へ送り出す。天寿を全うする。
坂井三郎:特攻隊員に対し「私も後に続く。遅いか早いか!ごちゃごちゃ言うな!」と言って特攻へ送り出す。戦後は自分に都合がいい話を作り著作活動で有名に。ねずみ講で荒稼ぎしたり原爆投下を賞賛したりと。天寿を全うする。
鹿山正:久米島で日本住民をスパイと決めつけて勝手に虐殺。戦後も正当な行為だったと主張する。天寿を全うする。
正直、管理職なんかなりたくない
けど係長までの人間と思われるのも嫌