
熊本県、川辺川ダム容認方針固める 九州豪雨球磨川氾濫で 清流保護巡り反発も
毎日新聞 2020年11月11日 02時00分(最終更新 11月11日 02時00分)
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川辺川ダムの元予定地。計画中止後に建設された宿泊施設が建ち並ぶ=熊本県五木村で2020年8月31日、平川昌範撮影
7月の九州豪雨で氾濫した球磨川の治水対策として、熊本県は2009年に旧民主党政権が計画を中止した川辺川ダムの建設を容認する方針を固めた。
複数の関係者への取材で判明した。
中止決定後、県は国や流域市町村と共にダムによらない治水を模索したが、実現しないまま今回の豪雨で甚大な被害を受け、方針転換が不可避と判断した。
蒲島郁夫知事が11、12両日にある有識者や県議からの意見聴取などを踏まえて最終判断し、月内にも方針を表明する。
https://mainichi.jp/articles/20201110/k00/00m/040/276000c.amp